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カエデ樹液(=メープルシロップ)採取ツアーは観光になりうるか?

結論:なりうると思います。

 

 

結論を急ぎすぎた感はありますがどうもスズキです。

なんとなくですが、日に日に春に近づいている気がする今日この頃。

みなさまに!おかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

 

ぼくはといえば、カエデの樹液、つまりメープルシロップの採取に出かけてきました。

無知で装備もない生身の人間が雪山に入るのは危険。ぼくはそういう認識を持っています。

そう、一人でノコノコ雪山に突入したわけではありません。

 

 

▼こちらの企画に参加してきました。

【終了しました】2月18日(日)カエデ樹液採取体験

 

結論から言うと、めちゃ楽しかったんです・・・!

正直メープルシロップって、個人的には馴染みが薄い食べ物でした。

もちろんあればかけますし、ホットケーキには欠かせないものだという認識ではあります。

 

ぼくにとってメープルシロップとは、いわば近くて遠い存在であったわけです。

近すぎてよく見えない、愛情ってそういうものでしょうか?

つまり空気であり愛情でありメープルシロップである。そういうことでしょうか?

ぼくが採集したと思ったものは、実はメープルシロップではなく、え?愛情・・・?

 

話がすぐ脱線しますが本題です。

さらっとイベントについて振り返りたいと思います。

 

 

ツアー自体の参加費は1000円。

雪山なので通常の登山靴での歩行は困難!ということでスノーシューなるものを装着しての参加となっていました。

ぼくは父が持ってたやつを借りての参戦となりました。

こういうやつです。

これがあると深い積雪でも足がズボッ!となりにくく、快適にトレッキングできます。

要するに現代版カンジキですな!

ピンキリで高いのだと4〜5万します。

 

 

うちの父も一番いいやつは貸してくれませんでしたが(笑)、めちゃ軽かったです。

で、今回のツアーではスノーシューのレンタル費用が2000円。これを高いとみるか安いと見るか。

ちょっぴり高いようにも思えますが、あくまでも消耗品なので継続したツアーの中で使いまわしていくことを考慮すれば、これぐらいの価格設定でもいいのかもしれません。(ツアーをナリワイとして成立させるのであればなおさらかと)

 

ツアーの内容についても触れておきましょう。

まずイベントの主催は西浅井に拠点を構えるながはま森林マッチングセンターです。

▼まるっと活動目的を引用しておきます!

次世代の働く場と定住できる環境づくり

森林山村において「次世代の働く場と定住できる環境づくり」を進めるため、豊かな森林資源や多様な地域資源と都市側のニーズをつないで、新たな交流や移住定住、就業機会の促進や産業の創造を支援します。

 

山村で働きたい、暮らしたい、起業したい将来性のある人材と
活用可能な資源や資産をマッチングさせ、新たな就業や起業への支援を行います。

 

うーん、いい感じです!

ウェブサイトもきちんと更新されていますし、見やすいように配慮がされています。

他の企画はなにがあるのかなーと気になってきますね。

 

さてさて。

ツアーの様子を写真を交えて振り返ってみましょう。

JR湖西線永原駅に10時集合。

参加者11名のうち男性はなんとスズキのみ。

なんという巡り合わせか。ハニートラップならぬメープルトラップなのか・・・

 

採取地近辺にてスノーシューを装着する参加者一同。

 

今回の採取対象となったカエデは2種類でした。

①イタヤカエデ

②ウリハダカエデ

写真はウリハダカエデです。

樹皮の模様がウリのようだから、らしいです。

 

 

採取といってもどうやって?と思うかもしれませんが方法はいたってシンプル。

穴をあけてチューブを刺してタンクに貯める。

言葉で説明するとこんな感じです。

 

*大事と思われることをメモしたのでここに残しておきます。

  1. 樹液は1月下旬から2月下旬の1ヶ月くらいしか採取できない(雪解けの時期)→冬季のナリワイにぴったりでは?
  2. 採取対象は地表から120cmくらいの高さの直径が20cmに達しているもの
  3. だいたい樹齢が20年くらいで直径20cmになる。
  4. 樹皮に開ける穴は直径1cm、深さは2cmほど。シイタケ菌を打つために開けるドリルでやるとそれくらいになる。
  5. 1本から15Lくらいの樹液が取れる
  6. けど(4時間くらいかけて)1/45まで煮詰める必要がある
  7. そうすると採取したときの樹液の糖度1〜2%が66%くらいまでになる(!)
  8. 採取した木から来年も採取できる。
  9. ウリハダカエデは日陰を好む(じっさい桜の木の陰に生えていた)
  10. 寒さで採取タンクのなかの樹液が凍ると糖度も濃縮される(冷凍したジュース状態)→煮詰める手間が省略できる?
  11. 樹液自体は無色透明!

 

とりとめもないメモですが参考までに・・・。

 

 

これが採取したウリハダカエデの樹液です。

無色透明なのですよ、フフフ。

▼ちなみに動画もあります。

ペットボトルに注がれるウリハダカエデの樹液之図

 

これを4時間くらいかけて煮詰めておしゃれにパッケージングするとこうなります。

※ながはま森林マッチングセンターが試験的に製作されたメープルシロップですので、まだ正式には販売されていません。(2018年2月18日現在)

 

作業途中には琵琶湖の彼方に雪化粧した伊吹山を拝むこともできたり。

10時から始まって14時半には終了しました。

最後には自分たちが採取をお手伝いした樹液そのままを沸かして入れた”樹液紅茶”と試作メープルシロップをかけたクラッカーの試食もできました。

この紅茶の甘みが意外や意外。結構な甘みでした。

煮詰めてシロップまでしなくても、食品衛生法上難しいのかどうかはわかりませんが、樹液紅茶として喫茶店で販売したら人気が出そうな気がしました。

まとめ

米原の山林(積雪が激しすぎないフィールドで)にてカエデの樹種を調べる

ツアーで採取できるだけの本数を確保する(積雪が激しすぎないフィールドで)

煮詰めるところまで体験してもらい(積雪が激しすぎないフィールドで)お土産に持って帰ってもらう(宿泊プランもあり)

屋台など移動販売で樹液紅茶の商品化etc…

 

とりいそぎ、広がる夢はこんな感じです!

本格的に雪解けしたら、もっと東草野の山に入って、どんな樹種がどれくらいあるのか、どんな地形で地質はどうか、誰の所有かなどのリサーチを進めていきたいと思います。

 

ではっ

 

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