『移住=永住』だと思っていませんか?”関係人口”という考え方が「地方移住」のハードルを下げるかもしれない。

すずきち

山の奥からこんにちは、地方移住コンサルきこりブロガーのすずきち(@szkjpx)です^^

今回は地方移住をより柔軟にとらえるための豆知識をお届けしていきます。

この記事を読めば「地方移住=永住」ではなく、あなたのライフスタイルにあったやり方があるということが理解できます!

 

この記事はこんな方におすすめ
  • 地方移住はなんだかハードルが高いと思っている
  • 関わりたい地域はあるけど事情があって移住は考えていない
  • お気に入りの場所があるけどもう少し地元の人たちと関わりを持ちたい

観光以上、移住未満。”関係人口という第三の考え方”とは?

 

 

あなたは”関係人口”というワードを聞いたことがありますか?

もしあなたが地方移住に関心があれば、すでに知っているかもしれませんね。

総務省の「関係人口」創出事業による関係人口の解説は次のとおり。

関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々 と多様に関わる者。

地方圏は、人口減少・高齢化により地域づくりの担い手不足という課題に直面しているところ、地域に よっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域 外の人材が地域づくりの担い手となることが期待できる

 

 

そもそも交流人口と定住人口とは?

 

 

ひとつひとつ確認しておきましょう!

 

①交流人口とは、その土地に通勤や通学、観光などで”交流”する人のことです。

②定住人口とは、その土地に住んでいる人たちのことです。

 

そのまんまですね。笑

 

注意
①交流人口について、観光で来た人数を測る明確な方法が確立されていないことが指摘されていました。言われてみれば全てを把握するのも難しいとは思うので、あくまで目安くらいに考えておいたほうがよさそうです。

②定住人口については国勢調査や住民登録という制度があるので、より正確さはあるといえるでしょう。

 

関係人口を考えるためのフレームワーク3つ

*ソトコト2018年2月号掲載を参照しています。

 

 

過疎先進県・島根のローカルジャーナリストである田中輝美さんによる関係人口を考える3つの切り口は次の通り。

 

  1. じぶんの挑戦したいこと、好きなことを地域に近づける
  2. 東京で地域について情報を発信する
  3. 2拠点をつなぐことを仕事にする

 

次の項目から、ソトコト誌面上で紹介されていた具体例の一部をご紹介していきますので、関係人口について考える上でのヒントにしてみてください!

 

①じぶんの挑戦したいこと、好きなことを地域に近づける

 

【島根にIターンして農家になった元・服飾デザイナー】

中島梨恵さん(40)神奈川県出身

東京で17年間務めた服飾デザイナーから、「そろそろほかのの生き方をしたい!」との想いから退職。島根への興味から農家になることを決意!準備段階では島根に9回も通ったとのこと。「おしゃれな農作業着をつくる」というビジョンの元、2017年12月に移住。

 

すずきち

なんの縁もゆかりもないところにIターンしていきなり農家をスタートする行動力はすごいです。事前に現地を確認する手間も惜しんでいないところを見ると、移住先でも着実に事業を経営されているように思います。

 

 

②東京で地域について情報を発信する

【島根の食を東京に届けるクラウドファンディングを実施】

杉本顕子さん(26歳)兵庫県出身

島根大学を卒業してから東京へ。島根との関わり方を模索するうちに、島根の食を発信するイベントを開催したいとの想いから、クラウドファンディングで資金調達を実施。島根にゆかりのある都内の料理店にて特別メニューを振舞ったり、島根の女性農家を招いた交流会も開催した。

 

すずきち

大学時代を過ごした土地への愛着から行動を起こした例ですね!イベント開催の資金集めもクラウドファンディングといったプラットフォームが整っているいまは恵まれているのかもしれません。

 

 

③2拠点をつなぐことを仕事にする

【2拠点暮らしで都市と地方をつなぎ直す】

信岡良亮さん(35)大阪府出身

地方から上京した若者が東京で稼ぐ。来るべき人口減少が起これば東京への若者供給も減ることから「都市と地方の新しい関係づくりが必要」と感じ、海士町をロールモデルに東京に出た。東京と地域をつなぎ直すコーディネーターとして活躍中。

 

すずきち

都市と地方を”つなぎ直す”という視点がステキですね!ご自身も2拠点暮らしをしていて、THE関係人口!みたいな方です。

 

「移住=永住」はもう古い?

 

 

ぼくは古いと思います。

ですが、、、

 

ここに永住するんかー!大変やぞ〜

村人A

 

任期が終わったら(どこか違うところへ)いくんやろ?

村人B

 

こういう類のワード、けっこう多いと思います。

僕自身もたまに聞かれたりします。

返答に困ることもあるんですが、だいたいは、

 

すずきち

できる限り住みたいです!(2拠点の可能性もあるカモですが・・・)

 

という感じの返しになることが多いです^^;

先輩移住者が少ない、あるいは移住していきても出ていく移住者が多かったりする土地だと、こういうレスポンスが多いのかもしれません。

ですが、移住=定住を前提にすることで生まれるボタンのかけ違いを避けるためにも、そろそろ「移住=永住」という認識をアップデートした方がいいと思うのです。

そのためのキーワードが流動性です。

 

これからは流動性がキーワード

 

 

ぼくが考えるに「ひとつの場所にとどまって生涯を終えるモデル」は20世紀型のライフスタイルです。

川の水も滞ればよどみが生まれてきますが、転がる石にはコケもつきません。

 

ヒト・モノ・カネ・情報の流動性を担保しないと、腐るのです。

 

新陳代謝みたいなものでしょうか。

 

インターネット技術の発達によって、人が場所に縛られる必然性は体感レベルで減っています。

アマゾンがあったら大体の生活必需品は揃えられますし、食料品も配達してくれるAmazon Freshというサービスも首都圏(東京、神奈川、千葉の一部)では始まっています。

*6,000円以上の注文で送料無料かつ、いまだけ3,000円分のクーポンがついてきます

ちなみに、すずきちはコープ自然派という宅配サービスを利用していますが、送料が5000円とか普通にかかっていてバカになりませんw 安心安全な食品であることとのトレードオフだと言い聞かせています^^;

学習環境はオンラインでのサービスも日に日に充実してきているようですし、自動運転技術の普及による交通手段の利便化(行政の補助金でなんとか1日数本運行しているバスの代わりになる)もそう遠くない未来に現実となるでしょう。

あとは医療サービスが病院という施設に依存しなくていいようになったら、持病を持っている方などでも比較的自由に、じぶんが好む場所での暮らしを実現できる世界に近づくのかもしれないと思っています。

 

 

 

 

移住者を受け入れる側のマインドセットも変わる必要がある

 

 

ちょっと話が逸れましたが、すずきちが言いたいのは次の通りです!

 

「移住者=永住者」という考えは捨てよう!

 

・・・ちょっと大胆に聞こえるかもしれません^^;

「移住者=永住者」という前提があるのだとしたら、それは捨てましょう、ということです。

たとえるなら、軽い気持ちで付き合った相手から、

 

結婚しましょう!!もう親族にも話は通したし、家も購入したから!子どもが2人欲しいから車はステップワゴンにしておくね!!!

相手

みたいなことをいきなり言われるようなものです。

 

移住する側も、受け入れる側も、あんまり気張らず、肩肘をはらないタイプの地方移住を推進・普及していきたいものですね^^

 

 

まとめ:”関係人口”について知ることが、あなたの居場所をふやすことにつながる

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございます!

観光以上、移住未満という関係人口の考え方が理解できたでしょうか^^?

人それぞれに事情があるので、100人中100人が移住できるわけはないでしょう。

それでも「お気に入りの土地で、気心のしれた人たちと心置きなく時間を共にしたい」と考える方がいるかもしれませんね。

 

  • 「移住はできないけど関わりは持ちたい」
  • 「定住はできないけどオフィスとなる拠点がほしい」
  • 「人が減って行事ができないから人手が必要なときは手伝ってほしい」

 

こうした想いをもつ関係人口の人たちと、地元の人とをきちんとマッチングしていくことができるようになったら、win-winの関係性ができあがっていき、その結果として関係者同士の居場所づくりにつながるのかもしれませんね。

いまは難しくても、「いつかは地方移住をしてみたい!」という方は、まずは気になる土地に関するイベントに参加してみるのもいいかもしれません^^

 

 

すずきち

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。記事を読んだ感想や疑問に思ったことなど、どうぞお気軽にコメントください。お待ちしています^^

 

 

 

 

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